プロジェクト情報
認定を受けたいプロジェクトの基本情報を入力してください。
基本要件判定
入力内容をもとに、TSUNAG認定の最低要件を満たしているか自動チェックします。
ベース評価項目 (14項目)
全項目適合が必須。未達や未提出の場合は、ここで認定不可となります。
気候変動対策、生物多様性の確保、Well-being向上の3領域について最低1つの定量目標設定が必要
気候変動対策(定量目標設定済み)
生物多様性確保(定量目標設定済み)
Well-being向上(定量目標設定済み)
気候変動対策(定量目標設定済み)
生物多様性確保(定量目標設定済み)
Well-being向上(定量目標設定済み)
計画内容に応じた適切な整備・維持管理の実施計画が必要
適切な施工計画、責任者、体制図などが明記されていること
計画内容を周辺住民やステークホルダーに周知しているか
環境影響評価または類する調査の実施
施工時・管理時の安全対策マニュアルやルールが整備されているか
在来種や地域特性を考慮した植栽の選定を行っているか
長期的に維持管理できる予算措置や資金計画があるか
災害や天候不順、異常気象時の対応マニュアルが整備されているか
周辺住民や関係者と協議し、意見を取り入れているか
動植物・地形・土地利用状況などの現況調査が行われているか
必要許可、届出を完了しているか (または完了予定が明確か)
工事中の大気汚染、水質汚濁、騒音などへの対策
植栽の生育状況や環境指標を定期的にモニタリングする計画があるか
コア評価項目
必須14項目すべて「レベル1以上」が必要。0点(レベル0) で認定不可。
選択項目は最大10項目まで自由に選び、点数を加算します。
5.1 必須項目 (例: No.1 緑地による温室効果ガスの吸収)
0.2未満 → 0点、0.2~0.4 → 1点、0.4~0.6 →3点、0.6以上 →5点
5.2 選択項目 (最大10項目)
下記から10個まで選択し、それぞれ評価レベルを入力してください。
選択 | 項目名(例) | レベル(0~5) | 地域価値向上(加点) |
---|---|---|---|
No.9 再生材の使用 | 該当 | ||
No.10 地域景観との調和 | 該当 | ||
No.11 雨水の浸透・水循環 | 該当 | ||
No.12 まとまりのある緑地形成 | 該当 | ||
No.20 ビオトープの保全/創出 | 該当 |
計算結果
合計点数・緑地割合レベルを算出し、最終ランク(★ / ★★ / ★★★)を表示します。
AAA=30%以上、AA=20%以上30%未満、A=10%以上20%未満
マップ表示と緑地・樹種多様性の可視化
プロジェクト敷地や植栽状況を地図上に可視化します。クリックで詳細を表示。
必要書類リスト
ベース評価・コア評価項目で必要な書類を一覧化し、PDF出力等を想定。
主要な認証制度との比較表
TSUNAG認定とその他の主要認証制度を、下記の表で比較します。
評価項目 | TSUNAG | CASBEE | GB認証 | LEED | ABINC認証 |
---|---|---|---|---|---|
生物多様性の確保 | ◯(必須)1 | ◯ (CASBEE-都市などで緑地・生態系評価を一部盛り込む)5 | △ (生物多様性の評価は一部カテゴリに含まれる) | ◯ (Sustainable Sitesなどで評価)11 | ◯ (主要な評価項目)2 |
在来種の植栽 | ◯ (生物多様性には大事じゃないと 記載はないが、必須項目として扱われている)1 |
◯ (地域生態系への配慮として加点要素)5 | △ (定量評価はないが、エビデンスあれば加点) | ◯ (地域特性への配慮としてクレジットあり)11 | ◯ (在来種の植栽を重視)2 |
緑化面積 | ◯(必須)1 | ◯ (敷地全体の緑被率などで評価)5 | ◯ (敷地の緑地率・省エネ効果などにより評価) | ◯ (Sustainable SitesやRainwater Managementなどで評価)11 | ◯ (緑地面積を評価)2 |
生態系ネットワーク | ◯ (「良質な緑地の整備を通じ健全な水循環の確保に貢献」と記載あり)1 | △ (CASBEE-UDなど一部バージョンでは近隣とのネットワーク配慮を評価)3 | × (明示的評価項目はなし) | △ (Neighborhood開発版 LEED-NDでは一部評価)11 | ◯ (生態系のつながりを重視)2 |
水循環 | ◯(必須)1 | ◯ (雨水利用や水循環配慮をエコ地域力として評価)15 | △ (雨水利用・水使用削減などの観点で部分評価) | ◯ (Water EfficiencyクレジットやRainwater Managementで評価)16 | △ (間接的に評価)2 |
ヒートアイランド対策 | ◯1 | ◯ (建築物の断熱/反射性能・緑化評価など)18 | ◯ (外装・屋上緑化・断熱性能などで評価) | ◯ (Heat Island Reductionクレジット)11 | △ (緑化を通じて間接的に評価)2 |
CO2削減 | ◯1 | ◯ (省エネ性能、LCCO2などを重視)5 | ◯ (エネルギー使用量やCO2削減貢献を重視) | ◯ (Energy & Atmosphereクレジット)11 | × (直接的な評価項目なし)2 |
環境教育・啓発 | ◯1 | △ (CASBEEの一部項目で説明責任や地域還元を評価)5 | △ (地域連携やCSRの観点で一部加点の場合あり) | △ (直接の評価は少ないがInnovationクレジット等で評価)11 | ◯ (普及啓発を評価項目に含む)2 |
地域コミュニティとの連携 | ◯1 | △ (Q2:屋外環境などで地域連携の取組を評価するケースあり)5 | △ (評価項目の1つに地域コミュニティ対応を含むがウェイトは小さい) | △ (LEED-NDなどではコミュニティ面での配慮を評価)11 | ◯ (地域との連携を評価)2 |
緑地の質的評価 | ◯(必須)1 | ◯ (CASBEEのQ2:屋外環境品質・生態学的品質など)5 | △ (総合的な緑地評価は限定的) | △ (Sustainable Sites、LEED-NDなど一部クレジットで質的評価)11 | ◯ (緑地の質を重視して評価)2 |
長期的な維持管理計画 | ◯(必須)1 | ◯ (建物ライフサイクルや維持管理計画でスコアリング)5 | △ (提出書類で説明すれば加点されるが必須ではない) | △ (リニューアルや運用改善に応じ、O+M版LEEDなどで評価)11 | ◯ (長期的な管理計画を評価)2 |
評価対象 | 気候変動対策・温室効果ガスの削減・暑熱対策・生物多様性の確保・水資源保全・環境教育・Well-beingの向上・安心安全な空間形成・景観向上・地域価値の向上・地域コミュニティの形成・風の道創出・緑地量や土地・地域特性への配慮 | 建築物全体の環境性能 | 建築物全体の環境性能 |
EEDは以下の5つのカテゴリーで建築物や都市環境を評価します: BD+C: ビルの設計/建築 ID+C: インテリアの設計と建設 O+M: 既存建物の運用管理 ND: 近隣開発 Homes: 住宅 |
工場、都市・ショッピングセンター、集合住宅、戸建住宅団地、物流施設、ゴルフ場、街区レベルの大規模施設(ABINC ADVANCE)などを対象 |
保全目標種 | あり | なし (CASBEEに保全目標種の設定はない) | なし (特定の生物種を対象とした評価は実施しない) |
①立地選択と敷地利用カテゴリー:生息地の保護または復元 / オープンスペースの確保 / 雨水管理 ②材料と資源カテゴリー: 持続可能な建築資材の使用 |
在来種を中心とした植栽選定を行い、周辺の自然環境を調査し、地域の生物多様性保全に寄与することが求めらる |
評価バージョン |
緑地の質: 50項目の評価指標を用いて点数化 緑地の量: 対象区域における緑地の割合 |
1. 建築評価認証 2. 戸建評価認証 3. 不動産評価認証 4. 街区評価認証 |
1. オフィスビル版 2. ロジスティクス版 3. 商業施設版 4. レジデンス版 |
現在、LEED v4とLEED v4.1の2つのバージョンが使用されています。 2022年11月にはLEED v5の開発がアナウンスされ、 リリースに向けた検討が進められています |
工場版 都市・SC(ショッピングセンター)版 集合住宅版 戸建住宅団地版 物流施設版 ゴルフ場版 ABINC ADVANCE(アドバンス)版(街区レベルの大規模施設を評価) |
評価対象詳細 |
対象事業: 新たに緑地を創出・管理する事業 既存緑地の質の確保・向上に資する事業 対象主体: 民間事業者等(地方公共団体も含む) 対象区域: 都市計画区域内の敷地 (緑地を含む敷地全体が認定対象) 最小要件: 緑地面積 1,000㎡以上 / 緑地割合 10%以上 |
1. 戸建以外の建築物 2. 戸建住宅 3. 竣工後1年以上のオフィス,店舗,物流施設 4. 面的開発プロジェクト |
1. オフィスビル 2. 物流施設 3. 商業施設 4. 共同住宅 |
BD+C: 新築または大規模改修 ID+C: インテリア工事 O+M: 大きな改修工事を行わずに運用改善 ND: 新規の土地開発・再開発 Homes: 戸建住宅や中層住宅 |
「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」への適合性 土地利用通信簿での基準点達成 |
利用料金 | 金額: 120万円 |
[建築評価]約60-170万 [街区評価]約150-240万 ※規模で変動 / 戸建,不動産は非公開 |
非公開 | 十数万円から数百万円 | 非公開 |
企業提出資料 | 申請書、体制図、緑地計画関連資料、その他必要書類 | 申請書、設計図書、環境配慮資料、スコアシート評価結果、エビデンス | スコアリングシート(エビデンスは必須ではない) |
企業提出資料例: 申請書(緑地計画の詳細) 体制図(企業名、役割) 緑地計画資料(CO2吸収量、生物多様性など) その他追加書類 |
申請書(緑地計画の詳細がわかる設計図など) 書式2(自動計算シート) 書式3(評価結果一覧) その他必要書類 |
審査員 |
事務局による書類確認 審査委員会による審査 国土交通大臣による最終認定 |
CASBEE評価員(建築環境・省エネ機構が認定) | 日本不動産研究所の有資格者 | 建築や環境分野の専門家で構成 | 専門知識を有する「ABINC審査員」 および「認証委員会」が担当 |
審査方法 | 気候変動対策、生物多様性の確保、Well-beingの向上、地域の価値向上 | 書類審査+必要に応じてヒアリング | 事前提出のスコアシートを基に現地調査&ヒアリング | 予備審査、最終審査、不服申し立てなどを経てGBCIが決定 | 書類審査のみ(現地審査は実施しない) |
認証判断 |
質の評価(50項目の評価指標) 量の評価(緑地割合) 総合評価(質×量で最終ランク) |
客観指標によるスコア | 客観指標+判定会議 | 加点項目(クレジット)合計で認証レベルを判断 |
ガイドラインへの適合度 土地利用通信簿のスコア 独自性・革新性 |
認証結果(ランク) |
★★★ (トリプルスター) ★★ (ダブルスター) ★ (シングルスター) |
[認証可] Excellent(S), Very Good(A), Good(B+), Fairly poor(B-), Poor(C) |
[認証可] ○○○○○, ○○○○, ○○○, ○○, ○ [認証不可] 発行なし |
Certified (40-49), Silver (50-59), Gold (60-79), Platinum (80+) |
「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」 + 土地利用通信簿のスコア →審査員&認証委員会で最終判断 |
認証件数 | 未公開 | 628 | 471 | 世界11万 / 日本280 | 168 |
認証ランク毎の確認件数 | 現時点で公開情報なし |
[全バージョン] S:330, A:238, B+:25, C:3, 非公開:32 |
[全バージョン] ○○○○○:108, ○○○○:185, ○○○:99, ○○:64, ○:15 |
LEED認証(Certified): 40-49 Silver: 50-59, Gold: 60-79, Platinum: 80以上 |
同上. 個別内訳は非公表 (審査員→認証委員会→可否判断) |
認証有効期間 | 5年 | 3~5年間 | 期限の定めなし | 新築は無期限だが、既存建物は5年ごとに要更新 | 3年 |
認証の更新 | 5年後に更新可 | 3~5年 | 更新なし | 5年後 | 3年 |
認可項目の大分類 |
1)気候変動対策 2)生物多様性の確保 3)Well-beingの向上 4)地域の価値向上 |
①生物環境保全創出 ②景観への配慮 ③地域性への配慮,快適性の向上 ④温熱環境の向上 |
①周辺環境・コミュニティ配慮、利用者快適性 ②ステークホルダーとの協働 |
LEEDの評価項目: (1)総合的なプロセス (2)立地と交通 (3)立地選択と敷地利用 (4)水効率 (5)エネルギーと大気 (6)材料と資源 (7)室内環境品質 (8)革新性 (9)地域別優先クレジット |
生物多様性に配慮する環境づくり 維持管理、コミュニケーション活動 その他ボーナスポイント |
生物多様性保全に関する評価項目の割合 | 全50項目中12項目 (約24%) | 建築(新築)の場合、総合評価得点の約5% | 5つの評価カテゴリのうち1分野 | 立地・資源カテゴリーの一部で評価 |
生物多様性に配慮した管理、 いきもの共生のコミュニケーション活動 |